【家電検討中の方必見!!】その買い物損してない?トータルコストで考える家電の選び方!!

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・家電選びはトータルコストを意識すると間違えない。
・トータルコストの考え方はあらゆる場面で役に立つ。

はじめに

私事なのですが、先日新居に置く洗濯機を見に近所の家電量販店に行ってきたのですが、第一候補だったドラム型洗濯機が思ったより高くつき、予算オーバーしてしまいました。妻と相談したところ、縦型洗濯機に変更しようという流れになりました。どうしてもドラム型洗濯機が欲しい私は、家づくりで得たトータルコストの考え方でドラム型洗濯機の購入を交渉することにしたのですが、この考え方がもしかしたら皆様の家電選びに役に立つのでは?と考え記事にしてみました。

家電選びにお悩みの方にとって、ベストな選択をする参考になれば幸いです。また、冒頭にも記載した通り、トータルコストの考え方は、どんな物にも応用が利きますので、家電以外の検討でお悩みの方も参考になるかと思います。

ちなみに、今はネットで家具家電を購入することができますが、新居や転居する際はある程度まとめて購入することが想定されますが、その場合は店舗購入の方が値引き交渉や、古い家電の引き取り、設置サービスの有無等対面で相談しやすいので、数の多い買い物をする際は店舗購入をお勧めします。

候補に挙がった洗濯機

今回候補に挙がった洗濯機は以下の通りです。

【ドラム型洗濯機】



【縦型洗濯機】


主な違いを簡単に表にまとめると以下の通りです。

優位になる方の項目を黄色で着色してみました。価格面、洗浄力面では縦型が、静寂性、所要時間、コスト面ではドラム型が優位になるようですね。それぞれに得手不得手ありますが、今回は「1回あたりのコスト」でより詳細に比較します。

トータルコストでの比較

トータルコストで比較するためには、いくつかポイントがあります。順に説明していきます。

1.価格差(イニシャルコスト)

2.ランニングコスト

3.耐用年数

価格の高い製品は、ランニングコストが低くなる傾向があります。そのため、安い製品との差額を、ランニングコストでいかに埋めていけるのか、また、それが耐用年数中に達成できるなら高額商品を買った方がお得になるという判断になるかと思います。今回は、上記の洗濯機を例に具体的な数字を算出してみようと思います。

価格差(イニシャルコスト)

価格差(イニシャルコスト)は読んで字のごとく、高額商品と低額商品の価格差です。今回の洗濯機で考えいると以下のようになります。

ランニングコスト

ランニングコストはその製品を使用するときにかかるコストのことです。 今回の洗濯機で考えいると以下のようになります。

また、製品を年間何回使用するかについても計算しておきます。我が家では週4回程洗濯機を回しますので、年間209回洗濯することになります。

耐用年数

耐用年数もそのままなのですが、その製品を何年間使用できるのかです。洗濯機の耐用年数は一般的に7~10年とされています。個人の主観になりますが、洗濯機が故障することはあまり見たことがないため、ここでは10年で計算してみます。

トータルコストでの比較

冒頭にも示した通り、トータルコストはイニシャルコストをランニングコストで取り戻せるか否かなので以下の計算を行います。

何回洗濯すれば差額を回収できるのか

イニシャルコストの差額をランニングコストの差額で割ることによって、何回洗濯すればイニシャルコストの差額を回収できるのかが計算できます。

耐用年数内に差額を回収できるのか

差額回収に必要な洗濯回数を年間洗濯回数で割ることによって、差額を回収するのに必要な年数が計算できます。この計算によって得られた年数が、耐用年数より下回っていれば高額商品を買っても、トータルコストで見ればお得になる可能性が高いということになりますね。また、故障のリスクも考慮する場合は「保証期間内に回収できるか」で確認れば安心でしょう。

今回のケースで言えば、約7.9年という数字が出てくるため、耐用年数内に差額を回収できる見込みがあると判断し、私だったら「ドラム型洗濯機」を購入するという判断をします。ちなみに、縦型とドラム型洗濯機を使用し続けた時の年間累計コスト(イニシャルコスト+年間ランニングコスト)をグラフ化すると以下の通りです。ランニングコストの影響を直感的に理解いただけるのではないでしょうか?

高位機種ならではの付加価値も!

ここまででトータルコストで選べばドラム型を選ぶ方がお得ということがわかりましたが、ドラム型を購入すると高位機種ならではの付加価値も手に入れることができます。今回ご紹介した洗濯機の詳細は価格ドットコムやメーカサイトを参照頂くとして、私が魅力的に感じたのが洗濯乾燥にかかる所要時間です。

上表の所要時間を見ると洗濯乾燥を完了させるのに、ドラム型は縦型と比較し1時間短いことがわかります。これは、我が家の場合、年間洗濯時間を209時間短縮できるということになります。「眠いけど、洗濯物を畳んでから寝たい…」という場面で、ドラム型の方が1時間早く寝られることになるため、私は大きなメリットと感じます。また、私がシャープの洗濯機にこだわる理由として、他のメーカと比較し、静寂性に優れていることが挙げられます。イニシャルコストこそ大きいですが、トータルコストで見れば、経済性にも優れ、安く、早く、快適に洗濯ができるという付加価値がついてくるため、総合的に見てもドラム型に軍配が上がるのではと思います。

まとめ

上記の通り、目先のイニシャルコストのみで比較してしまうと、本来享受できるはずのメリットを逃してしまうこととなるため、トータルコストに考え方は重要な観点ということがお分かりいただけたかと思います。今回は洗濯機を例に説明させていただきましたが、この考え方はあらゆるものを比較する際に適用できると思いますので、是非皆様の生活にお役立ていただければと思います。

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