新築購入を検討している方に参考にしてほしい!2022年に購入した我が家のご紹介!

住宅ブログ
この記事を読むとわかること
  • 新築検討時にこだわるべきポイントがわかる!
  • 大人2人+子供2人の間取の例を紹介!

だいぶ遅くなりましたが、今年1月に完成した我が家について紹介したいと思います。「どんなところに注意していいか分からない!」や「どんな間取りが使いやすいの?」等、新築を検討する際の疑問を実例を交えてご説明していきたいと思います。

記事の前半では、我が家のスペックを、後半ではどんなところにこだわったかをお伝えします。
これから家を建てようとしている方には有益な情報になると思いますので、是非最後までお付き合いください。

我が家のスペック

最初に我が家の主なスペックをご紹介します。

引渡日

引渡日は2022年1月20日です。まだ半年住んでいないので真冬~初夏にかけての感触しかわかりませんが、何かわかったことがあれば随時記事にしていきます。

構造

構造は木造枠組壁工法(2×4″ツーバイフォー”)で総二階の家です。断熱・気密や耐震強度にこだわりたかったので2×4一択でした!木造軸組工法の家も紹介されましたが、家を建てる目的やニーズに合致しなかったため、検討もしませんでした。工法についての詳しい解説は、こちらの記事で紹介しておりますのでご覧ください!

工務店・商品名

工務店は一条工務店さんのi-smart”アイスマート”という商品を選びました。一条工務店と聞くと「高い!」「贅沢!」といったイメージを持たれる方がいらっしゃるかと思いますが、イニシャルコスト面では確かに安いとは言えない価格帯だと思います。しかし、i-smartは断熱・気密・耐久性に優れた商品でランニングコストがとても安く済むというところに魅力を感じたことと、家づくりのニーズに合致していたことが決め手となりこちらの商品を選択しました。また、担当いただいた営業さんが気前よくあれこれサービスいただいたので、通常のi-smartと一味違う家にすることができました。気になる方はホームページのリンクを貼っておきますのでご覧ください!



また、私を担当していただいた営業さんへお繋ぎすることもできますので、気になる方はお問い合わせフォームからご連絡ください。

建坪

建坪は30坪です。サラリーマンが買う家としては、普通か少し小さめのサイズです。今のところ子供も小さいこともあり、親子3人で暮らすには十分な広さだと感じています。(あまり使用していない部屋や収納があるくらいです。)最終的に4人で暮らすことを想定した家なので、子供の成長や家族が増えたタイミングで気づいたことを記事にしていきます。

総工費(建物のみ)

総工費は3330万円です。これは建物のみの額面となります。住宅金融支援機構が2020年度に発表したデータによりますと、全国統計における中央値が3344万円なので、費用感としては普通くらいになるでしょうか。住んでみると「やっぱりここが・・・」という点はたくさん出てきますが家の性能としては十分に満足しています。家の中が快適すぎて外に出る気がなくなるくらいです。参考までに住宅金融機構が発表したデータのリンクを貼っておきます。家を購入している人の年代や年収、費用等の情報が詳しくまとめられているのでとても参考になります。

我が家の間取り

我が家の間取りを紹介します。図面を直接撮影→データ化しているので少し見づらいかもしれませんがご容赦ください。

1階間取り図

1階はLDKとなっています。「とにかくLDKを広く、開放的に!」を第一としたため、水回りはすべて2階となっています。アパート時代にパントリー(食糧品貯蔵室)がある物件に住んでおり、その時の利便性がかなり印象に残っていたため、新居でも大き目のパントリーをキッチンに併設しました。(図で言うと納戸の部分)大空間とした分、収納力に欠けるので、階段下空間と併設したファミリークローゼットを設定しました。生活空間と収納を完全に分け、物を集約することで生活感を出さない空間を意識しました。

2階間取り図

2階は水回りと主寝室・子供部屋です。子供は二人欲しいと考えているため、子供部屋は2室設定しました。また、「できるだけ1階のLDKに居てほしいけれど、いざとなれば一人になれる空間がある」というコンセプトの下、子供部屋は最小限のスペースとしました。また、各部屋の境界に収納を挟むことでプライバシーと収納力確保の両立させています。子供部屋の大きさで悩まれる方が多いと思いますが、私は「子供が巣立つまでの部屋」と割り切り、省スペースにしました。あまり広いと子供が巣立った後に持て余すことになってしまいますからね。あとはオプション的な使い方ですが、老後階段の上り下りがつらくなった際は、子供部屋の間の壁、収納を除くことで2階もリビングとして使用できるよう備えました。

こだわりポイント

断熱・気密性能

断熱・気密は私が一番こだわったポイントです。UA値0.28相当、C値は0.4相当の性能となっています。UA値とC値だけ言われてもピンとこないと思いますが、イメージでお伝えすると「北海道にこの家が建っていても寒くない」という感覚です。(もちろん積雪対策はしていないので、このまま北海道に建てたら雪に埋まるでしょうが…)ちなみに自宅は関東にあります。断熱性能を感じられたエピソードとしては、自宅は床暖房(i-smartの標準設備)なのですが、設定温度24~26℃でどこにいても寒さを感じない快適な空間を実現できたことです。床暖房の特性上「温かい」というよりは「寒くない」に近い感覚ですが、エアコン特有の乾燥感や足元だけ冷っとする不快な感覚は全くなく、とても快適に過ごせました。断熱・気密性能については以下の記事で詳しく説明していますので、併せて確認ください。

日射制御

日射制御についても、断熱・気密の次点でこだわったポイントです。日射制御は断熱・気密性能を最大限に引き出すたポイントと言っても過言ではありません。こだわりとしては各部屋の南面に大きな窓を設置し南面の日射取得率92%を実現しました。真冬において太陽の光は無料で使える熱源になりえます。家の中にできるだけ多くの太陽光を取り込むことで暖房費用の削減に大きく貢献しています。合わせて東西北面の窓はできるだけ小さく、少なくを意識することで断熱性能の低下を最小限にしました。夏場は東西、特に西日が強烈に差し込むため、室温の上昇に直結してしまいます。そのため、西側に窓をほとんど設定していません。(台所の一か所のみ)こちらも冬と同様に、冷房費用の削減に大きく寄与しています。また、屋根を南側にできるだけずらすことで2階の庇としています。まだ太陽がそれほど高くない今時期でも2階には太陽光が直接入ってきません。日射制御については以下の記事で詳しく説明していますので、併せて確認ください。


太陽光発電システムと蓄電池

太陽光発電システムと蓄電池はこの家のメイン設備と言えます。我が家では13.75kWhの太陽光パネルを搭載しています。太陽光発電システムのおかげで、晴れた日はほとんど電力を買わずにすんでいます。私のTwitterで一日ごとの収支をつぶやいていますので、これをご覧いただければその効果がお分かりいただけると思います。ちなみに先月の電気料金は963円でした。

今後のカーボンニュートラル化に伴い電気料金の大幅な値上がりや、電気自動車の主流化が想定されるため、これから新築を建てる方はぜひ導入をお勧めしたい設備です。太陽光発電については以下の記事で詳しく説明していますので、併せて確認ください。


さいごに

かなり更新が遅れてしまいましたが、我が家のスペックや間取り、こだわりポイントについて紹介させていただきました。これをご覧になられた新築検討されている方の参考になれば幸いです。なお、上で記載した事項については、今後実例を交えて深堀していきたいと考えておりますのでお楽しみに!
逆に「こんなこと知りたい!」「ネットではこういわれているけど実際どうなの?」みたいなことがあれば問い合わせフォームから連絡いただければ解説していこうと思います。
次回もお楽しみに!

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